鹿児島県知事・県議会議長あての超緊急署名提出で、10月21日に鹿児島にかけつけました。
とりいそぎの報告です。
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今日の鹿児島は“怒り”の1日でした。佐賀からもかけつけてきました。
午前、薩摩市議会原子力特別委員会が開かれ、市民がたくさん傍聴にかけつけましたが、すべての人が中に入れず、議場の外からも抗議の声を挙げ続ける中、市民の声を無視して「再稼働賛成」陳情採択。
説明会は審査書の一方的な説明だけ。避難計画や再稼働の是非について国・県は回答拒否。「安全」だと理解した市民はほとんどいません。しかも、この時点で「審査書説明会」はまだ全部終わっておらず(川内市民が今夜の串木野説明会にも参加しているのに)、まさに市民の命切り捨ての暴挙です!
午後は、鹿児島県知事と県議会議長あてに「県民の反対の声を無視して、地元同意手続きを進めないでください」という緊急要請書を提出。
全国10団体の呼びかけに2日で全国から188団体、個人2754名が賛同署名をしてくれました。全国の市民が心配しているんです。
提出行動には、川内市議会傍聴から駆けつけた鹿児島各地の仲間を中心に、水俣、東京、そして佐賀の私もここから同行しました。
強引なやり方への怒りを表明しつつ、県民の声をきくための公聴会や賛否を議論する公開討論会の開催を強く要請しました。
説明会で「やらせ・仕込み」があったことに対する調査も求めました。記者会見では同席者全員一言ずつ、再稼働反対の気持ちを表明しました。
そして、夜。市民の過半数から再稼働に待ったをかける署名を集めた、いちき串木野市で、最後(5回目)の「審査書説明会」。この日入れた仲間を送りだしながら、入れなかった仲間で、会場外で横断幕を掲げながら資料を配布するなど、目いっぱいの意志表示を行いました。
私達にやれることはまだまだあります!
市民無視の暴挙を許さない!
川内原発再稼働絶対反対!
市民の記者会見
原子力規制を監視する市民の会の阪上さんから、原子力規制委員会による地元説明会終了後の記者会見の中継動画の紹介、転載します。
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みなさまへ<拡散希望>
川内原発審査について原子力規制委員会による地元説明会に参加した市民による記者会見がいちき串木野市の緊急署名の会事務所にて行われました。
会見は10月20日夜、説明会最終回の会場となったいちき串木野市で、説明会終了後に行われました。この日は、午前中に、薩摩川内市議会の原子力特別委員会において、まだ説明会が終わっていないにも関わらず、再稼働を要請する陳
情を採択するという暴挙が行われました。
会見参加者は、こうした住民無視の動きを批判するとともに、説明会についても、質問者がまだまだいるにもかかわらず打ち切るやりかた、意見をきかず一方的に説明する場である、避難問題については未完成だという説明を受けただけで説明の機会がなく、今回も対象になっていない、保安規定や工事計画についての審査が残っておりこれについても説明の場が必要である、アンケートについて第三者による精査が必要である、薩摩川内での説明会は推進側の動員があり明らかにやらせである、意見を聴く公聴会や公開討論会を開くべき、といった発言が続きました。
発言者
江藤さん(いちき串木野市)、石神さん(いちき串木野市)、高木さん(いち
き串木野市)、鳥原さん(薩摩川内市)、向原さん(鹿児島市)、竹原さん
(阿久根市)、野呂さん(さつま町の説明会に参加)他