1月17日は玄海MOX判決勝利へ向けて福岡集会でした!全国のみなさんとのつながりの中で勝利を!

『3.20玄海MOX判決勝利へ向けて!福岡集会』 全国のみなさんとのつながりの中で勝利を!

 日本で初めて、玄海原発3号機で実施されたプルサーマル。


 私達は命を守るために、やむにやまれず、2010年8月9日、玄海3号機MOX燃料使用差止を求めて提訴しました。


 本年3月20日午後3時に佐賀地裁において判決が出ることとなりました。


 判決勝利へ向けて、私達の心と頭の準備を整え、結束を図るために、1月17日、『3.20MOX判決勝利へ向けて!福岡集会』を開催しました。


 今回のゲストは、「原子力規制を監視する市民の会」の阪上武さんと、裁判補佐人であり「美浜の会」代表の小山英之さん。私達の裁判運動に当初からお力を貸していただいたお2人です。


 阪上さんは、1999年の関西電力高浜原発MOX燃料データねつ造事件、東海村JCO事故、福島原発MOX裁判闘争、刈羽村プルサーマル住民投票など、全国でのプルサーマル反対運動の歴史を振り返り、「裁判はいろんな運動と連動しながら、大きな力を持ってくる!」としたうえで、「玄海MOX裁判は、真正面からの安全論争を裁判所も突っ込んで一緒に考えたという点で、大飯判決とは、違った重みのある判決になる。国の原子力安全行政が根本的に問い直されることになる。首都圏・全国で一層の連携をはかっていきたい」と判決への期待感をお話いただきました。


 小山さんは、川内原発に次いで再稼働がもくろまれる関西電力高浜原発について、プルサーマル炉であることが審査書案にほとんど反映されておらず、判断基準もないことを批判。玄海MOX裁判のポイントをあらためて解説しながら「MOXとウランの挙動の違いが認められるかどうかが勝訴判断のポイント。使用済燃料問題もあわせて、プルサーマルを止めることが、核燃料サイクルを止めることにもなる。判決後に間髪を入れず、九電や政府などに対して行動を起こそう!」と提起していただきました。


 座談会・交流会では、原発が命の問題であることを再確認しながら、具体的な行動計画のアイデアを出し合いました。


 3月20日の判決まで、あと2か月。

 何をしなければならないのか、頭の中がグルグル状態ですが、この裁判闘争の中身や意義について、情報発信も強めていきます!


 私達の裁判は、すべて人と人のご縁でつながった、“みんな”の運動です。

 裁判に勝利し、すべての原発をなくすために、みなさんの知恵とチカラをさらにお貸しください。

 よろしくお願いいたします!

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小山英之さんのお話1/2

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