九州電力は8月11日午前10時半、
原子力規制委員会委員長自らが「安全とは言わない」規制基準、
そもそも、東京電力福島第一原発事故はいまだに収束しておらず、
炎天下の川内現地をはじめ、全国各地で抗議行動が続いていますが、
10日は平和の旅を続けるピースボートのみなさん(毎年、 GREEN&PEACEツアーの一環で、 玄海原発をご案内しています)が福岡・ 博多港に寄港されるということで、 脱原発を求める九州4団体とともに、 九州電力への要請の場を事前に求めておりましたが、 九電からは拒否されたので、抗議集会を行いました。
九電は担当者が対応をせず、 敷地境界に出した柵をはりめぐらしていました。
九電は担当者が対応をせず、
環境エネルギー政策研究所の飯田哲也さん、
ピースボートのみなさんはこの後、玄海町を訪れ、
11日は「起動」のすぐ後、午前11時半から、 佐賀玉屋前にて抗議宣伝を行いました。
また、政府交渉を共同して行っている団体連名でも共同声明を出しました。
放射能は命を傷つけます。
私達はふるさとを奪われたくありません。
核のゴミのツケを未来の子ども達におしつけたくありません。
未来を守るために、再稼働NO!原発いらない! の声をあげつづけていきましょう!
私達はふるさとを奪われたくありません。
核のゴミのツケを未来の子ども達におしつけたくありません。
未来を守るために、再稼働NO!原発いらない!
◆8月11日、佐賀玉屋前で配布したチラシ
命とふるさとを奪う川内原発再稼働 NO!
-再稼働は危険です-私たちが再稼働に反対する理由
①田中俊一原子力規制委員会委員長は「基準の適合性を審査した。 安全だということは申し上げない」と発言しています。 九州電力もメルトダウン事故を想定しています。しかし、 避難計画は全く出来ていません。もしも事故が起きれば、 多くの犠牲者をうみ出す事となります。
②九州電力は「福島の教訓を踏まえた対策」と言っています。 しかし、2011年3月11日から今日に至るまで、 東京電力福島第一原子力発電所の事故はまだ、 収束していませんし、事故の原因も究明されていません。 九州電力が言っていることは根拠がありません。
③川内原発の審査には、火山の専門家が「想定できない」 と言っている巨大カルデラ火山噴火の評価がされていません。 今日本列島の至る所で地殻活動が盛んになっています。「予想外」 の巨大噴火が起きたときに九州電力は対応出来ません。
④川内原発1号機は建設から31年、 2号機は30年が経過しています。 どんな機械でも老朽化しないものはありません。原発も同じです。
原子力規制委 員会は法令で定められている30年点検をわずか1ヶ月で終わらせ てしまいました。「手抜き検査」 で老朽原発を稼働させれば事故の確率は高まります。
原子力規制委 員会は法令で定められている30年点検をわずか1ヶ月で終わらせ
⑤2015年8月11日現在、 日本の原発は1基も稼働していません。電気は足りています。 原発を動かす必要など全くありません。
⑥原発は「トイレなきマンション」です。 原発を動かせば動かすほど、処分出来ない核のゴミが増えます。 これ以上核のゴミを増やすべきではありません。
放射能と人間は共存できません。
放射能はどんなに微量でも命を脅かします。
私たちは九州電力川内原子力発電所の再稼働に断固反対します。
放射能はどんなに微量でも命を脅かします。
私たちは九州電力川内原子力発電所の再稼働に断固反対します。
◆共同声明 PDF
※【共同声明】【English】
http://www.foejapan.org/en/