【12.2反プルサーマルの日2015 みんなで歩く玄海町】
2009年12月2日、玄海原発3号機で日本初のプルサーマル運転が始められました。
通常のウラン燃料にプルトニウムを混ぜたMOX燃料を使う、危険なプルサーマルを止めようと、私達は立ち上がりました。
放射能は命を傷つけ、ふるさとを奪う--3.11福島原発事故の甚大な犠牲が教えてくれました。
未来の子ども達のために、すべての原発を止める時です!
6年目を迎える今年の12.2、玄海町で一緒に行動しませんか。
★12月2日(水)
10時 玄海町役場集合
10時半 ポスティング、戸別訪問開始
午後 玄海町長へ要請、全体集会
15時頃終了予定
班ごとに分かれて行動します。車に分乗しますので、事前に連絡ください。
お一人での参加も大歓迎!!
お昼は公民館で、おにぎり(3個、300円位)を用意します。防寒着、暖かい飲み物などを各自ご用意ください。
連絡先:090-3949-2103(永野)
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◆プルサーマルは、普通の原子炉にプルトニウムを混ぜたMOX燃料を燃やす発電方法です。危険が増加すると科学者間で大変危惧されています。石油ストーブにガソリンを使うような危険なものとたとえる人もいます。半減期2万4000年というプルトニウムは、人類には制御・管理できない危険なもので、長崎原爆の核爆弾の材料です。自然界にはなく、原発の原子炉の中でしかプルトニウムは作られないものです。そのプルトニウムは溜まり続け、現在日本の保有量は49トンにもなっています。もんじゅで使うはずが事故続きでとん挫し、プルトニウム消化の使い道として仕方なくプルサーマルは始められたのです。
使用済みウラン燃料は動かせるようになるまで数年ですが、使用済みMOX燃料は、猛毒の放射能と高い熱を出し続け、地下に埋められる温度に下がるまでには何と100年とも数百年ともかかると言われています。どうなるのかわからない誰も責任が取れない使用済みMOX。裁判でも、九電はその責任については明言できませんでした。つまり、敷地内から外には運びだせない厄介もの。未来永劫に核のツケを押し付ける無責任極まりないことをいつまでやろうとするのか。
玄海3号機プルサーマルは再稼働審査中です。処理方法も行き場も未だに世界中どこにもありません。玄海3号機プルサーマルは世界中実績のない机上の空論であり、運転が実験。これでは住民はモルモットです。「安全だ」と言われても私たちは安心できるはずがありません。