玄海原発避難訓練。
今年は佐賀県と福岡県と、二手に分かれて見学に行きました。
私は福岡県糸島市民の病院避難、住民避難、スクリーニング・除染訓練を見学してきました。
一言で言うと「ボロボロ」でした。
車両除染した後の汚染水を囲い込むためのビニールシートは破れて、水が漏れだして、おおわらわ。
でも今日は、ドラム缶に回収もせず、おしまい。
人の除染に使って放射能が付着したウェットティッシュは「普通のゴミと一緒に燃やします。福島でもそうしましたから」。
放射能は拡散し放題...。
でも「放射能は怖くありません。安全です」と締めくくりの放射能安全洗脳。
想定どおり、いや、想定以上の酷さでした。
毎年、「関係者」以外の市民見学者はごくわずかなのがさびしいのですが、ぜひみなさんにも避難訓練のリアルを直接知っていただきたいと思います。 自治体をまきこんで、再稼働を止める大きな材料になります。
※写真=スクリーニングの様子/ 漏れ出る汚染水を必死に食い止めようとする自衛隊員
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◆2015年度 福岡県原子力避難訓練 見学記はコチラから