12月17日、九州電力は川内原発の免震重要棟建設を放棄することを明らかにしました。
免震棟は福島事故直後に当時の東電社長も「あれがなかったらと思うとぞっとする」と国会で発言したほどの重要な施設です。
また、原子力規制委員会の田中俊一委員長は、1月6日の記者会見で「設置を前提として再稼働の許可を得ている。基本的に(約束を)守ってもらわないといけない」と述べました。
更に九州電力は1月7日、玄海原発の免震棟の建設の是非も「再検討」することを玄海町議会で表明。
これまで私達市民に対して「2015年度中に完成予定」とずっと説明してきたにも関わらず、「まだ白紙」とする見解を明らかにしました。
免震重要棟建設の放棄は、住民をだまし、規制委員会との約束すら破り、何よりも福島の犠牲を無視する暴挙です。
再稼働の前提条件さえも崩れた川内原発の稼働をただちに中止すること、玄海の再稼働申請も撤回することを求めて、九電本店と交渉します。
地元同意、使用済み核燃料など、住民の命軽視の九電の姿勢も糺します。
再稼働が迫っています。ぜひご参加ください。
参加できる方、事前に連絡をください!
◆詳細はコチラ→
http://saga-genkai.jimdo.com/2015/12/21/九電-免震重要棟建設放棄/
◆参考
佐賀新聞:玄海原発特集
http://www.saga-s.co.jp/column/genkai_pluthermal/