2011年3月11日、佐賀地裁で2回目の公判のまさのその日、東日本大震災発生。東京電力福島第一原発事故は、放射能を空と大地と海に撒き散らし、人々や生きもの達の命を傷つけ、ふるさとを奪いました。
3.11フクシマの甚大な犠牲の最大の教訓は原発をすべてなくすことだと、あらためて心に誓った私達は九州電力を相手に「玄海2・3号機再稼働差止仮処分裁判」「玄海全機運転差止裁判」、さらに原発政策の本丸である国を相手に「行政訴訟」と続けて提訴し、現在4つの裁判を闘っています。
2015年3月20日、佐賀地裁はプルサーマル裁判で不当判決を下しました。九電の言い分を丸呑みし、核燃料サイクル維持の国策に追随した酷い判決でした。今年6月27日に福岡高裁で控訴審判決が下されようとしています。
今、「熊本地震」の恐怖が市民生活を襲っています。地震列島の日本で破局を回避するためには、すべての原発を止めるしかありません。
私達の裁判は、「玄海プルサーマルを止めるために助けてください!」の声に大阪から応じてくださった美浜の会の小山英之代表と4人の弁護団のご尽力があって闘ってこれました。このたびの提訴6周年年次活動報告会では、冠木克彦弁護団長と小山さんに裁判勝利に向けた展望をお話していただきます。
玄海原発の裁判に勝利することが全国の原発の再稼働を止める、核燃料サイクルを止めることにつながっていきます。
勝利へ向けて、さらに一歩前へ進むために、みなさんの知恵とチカラをどうかお貸しください。ご参加をお願いします。
冠木克彦 弁護団長
小山英之・美浜の会代表(裁判補佐人)
■日時:7月2日(土)13:30~16:30
■会場:ふくふくプラザ(福岡市民福祉プラザ)視聴覚室
中央区荒戸3-3-39、地下鉄唐人町駅4番出口徒歩7分)
■プログラム:13:00開場 13:30活動報告 14:30講演
■主催:玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会
玄海原発プルサーマル裁判を支える会/今を生きる会
■連絡先:090-3949-2103(永野)
佐賀市伊勢町2-14 TEL:0952-37-9212 FAX:37-9213
saiban.jimukyoku@gmail.com http://saga-genkai.jimdo.com/