安定ヨウ素剤の事前配布を求める陳情・要請行動、10日は伊万里市、12日には嬉野市長・議長、太良町長・議長、鹿島市長・議長にそれぞれ提出してきました。
提出済みの佐賀市、神埼市とあわせて6自治体終わりました。
佐賀、伊万里では新聞・テレビの報道もあり、「安定ヨウ素剤事前配布」という言葉を世論に対して印象づけることができたかなと思います。
今日の訪問先でも、ヨウ素剤の実物を見てもらいながらこちらの説明に真剣に耳を傾けていただきました。「原発から50-60キロ(今日の3市町の玄海からの距離)というのは遠い距離ではない」ことをあらためて確認してもらいました。「篠山」という先進的実践例があることで、担当者に現実に対応しなければならないリアルな話として聞いてもらえたと思います。
嬉野市では、担当者から「ご無沙汰しております。佐賀市で陳情されたのもニュースで見ていますよ」と声をかけられました。また、女性議員勉強会に連続して参加された議員が同行、今後の連携も確認しました。
太良町では副町長が応対、「地区平和運動センターの学習会でみなさんが避難計画の話をされたというのを職員から聞いたので、事前に勉強させてもらった」と、こちらの趣旨を分かっていただいていました。議会事務局長も「来られるということでHPを見させてもらった」と、これまでの活動の蓄積などで、自治体のみなさんとの距離が縮まっているように感じました。
最後にまわった鹿島市では鹿島で農業を営むYさんが農作業を終えて合流、「自分も3.11後、子ども達のことが心配でヨウ素剤を購入した。しかし、個人では分からないこともあるし、行政が取り組んでくれれば心強いです」と語り、顔見知りの担当者は真剣に聞いてくれました。Yさんの知人の議員にも会え、今後、請願等でも力を貸していただけそうでした。
今日の嬉野は38.5度の酷暑でしたが、さわやかな嬉野茶を味わいながらの対話に手応えを感じる1日でした。
■ヨウ素剤問題に取り組む意義、要請・陳情書はコチラから→
■報道
◆佐賀新聞(8月11日)
◆西日本新聞(8月11日)
◆伊万里ケーブルテレビ
8月5日より、安定ヨウ素剤の事前配布を求めて佐賀県と福岡県の市町へ要請・陳情を始めたところですが、8月10日には市長が「再稼働反対表明」をした伊万里市にも行ってきました。
その時の様子を地元の伊万里ケーブルテレビが4分間の特集にして、放映していただきました。とてもわかりやすい説明です。
市内では何度もニュースとして流れるそうです。
◆<伊万里ケーブル>『原発事故の最低限の備え』安定ヨウ素剤の事前配布求める
https://youtu.be/97tW0E-cIeA
佐賀県全20市町と福岡県17市町(糸島市とその避難先となっている16市町)を8月中にまわってくる予定にしています。
市民・行政が一体となって「原発避難」と正面から向き合い、ヨウ素剤の事前配布までこぎつけた篠山市に続く自治体を、玄海周辺でつくっていきたいと思います。
◆西日本新聞
【安定ヨウ素剤事前配布:福岡県の市町にも要請開始!】
玄海原発事故の最低限の備えとして安定ヨウ素剤の事前配布することを求めて、佐賀県全20市町に続き、福岡県17市町(30キロ圏の糸島市とその避難先となっている16市町)への要請・議会陳情をスタートしました。
放射能に県境は関係ありませんが、500万県民を抱える福岡県では、佐賀県の市町よりもさらに何も知らされていません。
自治体担当者は「詳しく知ることができた。町長に漏らさず伝える」と真剣に話を聞いてくれました。
市民・行政が一体となって「原発避難」と正面から向き合い、ヨウ素剤の事前配布までこぎつけた篠山市に続く自治体を、玄海周辺でつくっていきましょう。...
原発・放射能の危険性を広め、原発NOの世論を醸成していきましょう!