【9.16佐賀地裁「地震動」法廷プレゼン&学習会】

熊本地震を受け、元原子力規制委員・島崎邦彦氏が現行の基準地震動が過小評価だと警告、波紋を広げています。私達もこれまで裁判の中で訴えてきたところですが、このたび仮処分裁判の中で地震動に関するプレゼンを行うこととなりました。裁判終了後、報告をかねた学習会を開きます。
裁判傍聴とあわせてぜひご参加ください!

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■学習会「原発の地震評価は過小!熊本地震の警告」■
お話:小山英之 美浜の会代表
日時:9月16日(金)18時~20時

会場:アバンセ 4階第三研修室A(佐賀市天神3-2-11)
主催:玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会

 

甚大な被害をもたらした熊本地震から4か月。今なお日本列島では各地で地震が頻発し、私達は不安な毎日を過ごしています。
熊本地震を受けて、元原子力規制委員の島崎邦彦氏が、原発の基準地震動を策定する際に用いられている経験式に大幅な過小評価があると警告を発し、これにより原発の耐震評価の根本的な欠陥が露呈し、波紋を広げています。

私達は、過小評価をもたらす「入倉・三宅式」ではなく、原発の津波評価で実績のある「武村式」を用いるよう、全国の市民の運動の仲間たちと一緒に政府交渉や玄海原発の裁判でこれまでも訴えてきました。今回の動きは、こうした粘り強い取り組みの成果でもあります。

9月16日、佐賀地裁での玄海3号機仮処分第21回審尋において、地震動に関する「プレゼン」が13時~17時の4時間にわたって行われることとなり、私達の裁判補佐人を務める小山英之・美浜の会代表が2時間にわたるプレゼンを行うこととなりました(九電側も2時間のプレゼン)。<非公開なので傍聴できるのは仮処分債権者のみ>
法廷終了後に、場所を変えて学習会を開き、小山さんからあらためてお話しいただくこととしました。弁護団からも解説いただきます。

再稼働を止める上で非常に大きな論点として浮上してきた地震問題について、裁判を支え、運動の中でさらに活かすために、ともに学習を深めませんか。
ご参加をお待ちしています。
 
◆佐賀地裁でのプレゼンへの傍聴を!◆
仮処分審尋は通常、債権者(原告)しか傍聴できないのですが、今回は債権者以外の方も傍聴できるよう折衝中です。傍聴希望の方は事前に連絡ください。
 
9月16日(金)佐賀地方裁判所
11:00 行政訴訟第11回口頭弁論
11:30 全基差止第18回口頭弁論
13:00~17:00 3号機仮処分第21回審尋・地震動に関するプレゼン
        (非公開。債権者のみ)
18:00~ 学習会(アバンセ4階第三研修室A)


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