【玄海原発再稼働差止仮処分、追加提訴します!】

九州電力は玄海原発3・4号機を年度内に再稼働させようとしています。国・原子力規制委員会は審査を終え、年内にも「合格証」を出そうとしています。
そこで、私達玄海原発プルサーマル裁判の会では、すでに提訴している3号機差止仮処分に加えて4号機についても10月中に追加申し立てを行うこととしました。
仮処分は高浜原発再稼働を止めた大津地裁決定のように、ただちに大きな効力を持ちます。
みなさんにも一緒に闘っていただければ、再稼働を止める大きな力になります。

◆詳細はコチラから→
http://saga-genkai.jimdo.com/2016/09/18/a/


■報道

◆サガテレビ

【市民団体玄海4号機も再稼働差止求め仮処分】(2016/10/06 19:05)
https://youtu.be/FfWUou1dmZU
再稼働への審査が大詰めを迎えている九州電力玄海原子力発電所。3号機の再稼働差し止めを求める仮処分を裁判所に申し立てていた市民団体が、今月中にも4号機について同様の仮処分を申し立てることになりました。玄海原発3、4号機の再稼働をめぐっては、原子力規制委員会が安全審査の事実上の合格証となる審査書案の作成に入っていて、大詰めを迎えています。これを受け福島第一原発の事故直後の2011年に、3号機の再稼働差し止めを求め佐賀地裁に仮処分を申し立てていた、佐賀市の「玄海原発裁判の会」が4号機の再稼働差し止めの仮処分を今月中にも申し立てる方針です。国内の原発を巡っては今年3月、すでに再稼働していた関西電力の高浜原発3号機が大津地方裁判所の仮処分決定を受けて運転を停止しています。


◆朝日新聞

【佐賀)再稼働差し止め、玄海4号機も申請へ 市民団体】(2016年10月6日03時00分)
http://digital.asahi.com/articles/ASJB5660KJB5TTHB00J.html?rm=292

 九州電力玄海原発(玄海町)をめぐり、運転停止を求めている市民団体「玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会」が月内にも、新たに4号機の再稼働差し止めを求める仮処分を佐賀地裁に申し立てる方針を決めた。
 仮処分は差し迫った危険がある時などに、暫定的な措置を裁判所に命じてもらう仕組みで、判決までに時間がかかる通常の裁判とは異なり、簡単な手続きで決定が出る。
 3、4号機は九州電力による補正申請書の提出を受け、原子力規制委員会が新規制基準への適合を認める審査書案をとりまとめる予定。審査書案が一般の意見募集を経て正式に決定すれば、使用前検査などを経ていよいよ再稼働を迎える。
 そのため同会は、すでに申請している3号機の差し止め仮処分に加え、4号機も再稼働が差し迫っていると判断し、申請することを決めた。
 他県では3月、関西電力高浜原発3号機が、大津地裁による運転差し止めを求める仮処分決定を受けて、停止に追い込まれている。
 市民団体「玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会」が玄海原発4号機の再稼働差し止めを求める仮処分を近く、佐賀地裁に申し立てる。
 現在、同会は3号機の再稼働差し止め請求など、国や九州電力を相手に三つの訴訟を起こしている。3、4号機の再稼働が新規制基準に適合していると認める原子力規制委員会の審査書案が近く決定するのに合わせ、新たに4号機についても申し立てる。
 同会の永野浩二事務局長は「今月中旬にも起こすべく、準備を進めている」としている。

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