本日10月26日、市民146名が佐賀地方裁判所に「九州電力玄海原子力発電所4号機再稼働差止仮処分」を申し立てました。
現在、国・原子力規制委員会は九州電力玄海原発3・4号機について再稼働審査を終え、年内にも「合格証」を出そうとしています。
熊本地震に続き鳥取地震も起きるなど、いつどこで地震が起きてもおかしくない日本列島。福島原発事故も収束しない中、再稼働など狂気の沙汰です。
玄海再稼働をなんとしても止めたいと、すでに申し立てしている玄海3号機再稼働差止仮処分(2011年7月7日申立)に加えて、本日、玄海4号機の申し立てに至りました。
原告(債権者)には、佐賀、福岡をはじめ九州各県や全国の15都府県から146名が応じてくれました。
基準地震動が過小評価になっている問題など耐震安全規準を満たしていないことなどを主要な論点として申立書に盛り込んでいます。
3号機仮処分との併合審査が認められれば、あと2回(11月17日、1月16日)の審尋で終結する見通しです。
佐賀地裁前にはマスコミの記者がたくさん集まってくれました。
注目度の高さに「再稼働を現実に止めることができるかもしれない!」と私たちも思いを強くしました。
地裁に無事受理された後、佐賀県庁で行った記者会見で、記者から「差止を認める決定が出なかったらどうするのか」との質問に対して、石丸初美原告団長は「うまくいくことし考えていない!今は、止めることしかない」と朗らかに答えました。
玄海再稼働阻止へ、向こう半年が正念場です!
みんなのチカラで再稼働をなんとしても止めましょう!
■報道
◆NHK (10月26日18時39分)
(動画)【原発再稼働差し止め申し立て】
https://www.youtube.com/watch?v=vmdoOzzBpEE
◆RKB (10月26日(水) 19時02分)
(動画)【玄海4号機 再稼働差し止め申し立て】
https://youtu.be/IFABvuqCGxU
石丸初美代表 「福島はまだ本当に終わっていません。みんなで福島のことを考えなくちゃいけないのに再稼働なんて本当に正気のさたではないと思っています」
◆STS (10月26日(水) 22時03分)
(動画)【再稼働差し止めへ玄海4号機でも仮処分申請】
石丸初美代表「再稼働なんて正気の沙汰じゃないと思っている。なんとしても安心して暮らしたい。ただそれだけ」