【3/17行政訴訟傍聴と会見・報告集会への参加を!】
東京電力福島第一原発事故から6年。事故の教訓を何も学ばずに、玄海原発再稼働の準備が力づくで進められています。
こうした中、3月17日、国を被告とする玄海原発行政訴訟の第13回口頭弁論が開かれます。
今回、原告は重大事故時の炉心溶融防止対策や基準地震動経験式のばらつき問題について陳述予定です。
先日の佐賀県主催の再稼働説明会において水蒸気爆発の想定が審査されていないことが明らかになりましたが、溶融燃料が原子炉容器の底を破って格納容器の下部キャビティに落下した時に注水切替がうまくいかない問題や水蒸気爆発に至る危険性等について、重大事故時の安全対策の不備として本裁判でも主張してきたところです。
また、事故が発生しても放射性物質の放出量が「福島の事故の2000分の1である4.5テラベクレル以下に抑えられる」と九電は説明してきました。
このたびの裁判終了後の記者会見の場において、これらの問題について小山英之補佐人(美浜の会代表)から解説の時間をとらせていただくこととしましたので、ぜひとも裁判傍聴と、記者会見・報告集会への参加をお願いいたします。
●玄海原発行政訴訟 第13回口頭弁論
3月17日(金)14:00~ 佐賀地方裁判所
13:20 裁判所門前アピール
14:00 行政訴訟第13回口頭弁論
14:30 記者会見・報告集会(赤松公民館)
※なお、玄海原発3・4号機再稼働差止仮処分の決定日については、現時点ではまだ通知が来ていません。