【12月1日佐賀地裁:亀山ののこさん(フォトグラファー)・野口春夫さん(大分県・牧師)が意見陳述】

佐賀地裁で12月1日に玄海原発の稼働差止を求める行政訴訟第16回口頭弁論、全基差止第24回口頭弁論が開かれます。

大きな争点である地震動過小評価問題では、過小評価となる計算式を推進してきた学者や国による「断層面積のデータ改ざん」が原告の検証と追及で明らかとなってきました。再稼働が迫る中、法廷での論争の行方にご注目ください。

また、原告意見陳述も行います。
行政訴訟では、福岡県糸島市在住のフォトグラファー、亀山ののこさん。
2011年に東京から夫と双子の赤ちゃんと一緒に福岡に避難。3.11後に「子を守るために 原発はいらない」の意思を込めて、“100人の母たち”という写真集を刊行しました。原発30キロ圏の糸島市をベースに、脱原発、命と平和へ向けた発信を続けています。
(ののこさんHP)https://www.nonokokameyama.com/

全基差止では、大分県津久見市の牧師、野口春夫さん。
高校教員を務めた後、津久見で牧師となり、福岡と大分を往復しながら、脱原発の市民活動に従事してきました。玄海MOX裁判の当初より仲間として夫婦そろって裁判傍聴にいつも駆けつけてこられました。

玄海原発で事故が起きれば県境に関係なく、日本中は放射能に汚染されてしまいます。各地からの声を裁判所に届けたいと思います。
ぜひ、お二人からの貴重なお話に耳を傾けてください。
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■12月1日(金)佐賀地方裁判所
 13:20~門前アピール
 14:00~行政訴訟第16回口頭弁論
      意見陳述:亀山ののこさん
 14:30~全基差止第24回口頭弁論
      意見陳述:野口春夫さん
 15:00~記者会見・報告集会:赤松公民館・和室