2009年12月2日、玄海原発3号機で日本初のプルサーマルが営業運転開始。
私たちは納得も理解もしていないと、毎年この日に行動を起こしてきました。
あれから丸9年を迎えた今年の“12.2”は、玄海町住民への戸別訪問&ポスティングに取り組みました。
今年は、再稼働されてしまったプルサーマルの怖さ、行き場のない放射能のゴミはこのまま玄海の地に永久にとどめおかれることになる、ということを中心にしたチラシを作成、20人が7班に分かれて、配布してまわりました。
山道登って1軒、また山道下って、登って、また1軒というような地域も多く、いいお天気でポスティング日和でした。
留守の家も多いですが、誰かいる時には話しかけました。
「何かあったらこわい」
「ここは原発5キロ。逃げられんよ」
「孫が原発関連で働いている。でも、いかんよね。みんなで話さんといかんよね」
「福島事故があったのに、どうしてやめないのかしら。国が決めちゃうからね」
「知事選は現職の〇〇に決まっておろうもん」
「チラシ、ありがとう」
会えたほとんどの方がチラシを受け取ってくれ、いろんな声を聞きましたが、「怖いけれど、あきらめてる」という感じが多かったです。
チラシに掲載した携帯電話に「ポストに入ってたチラシを見た。ルビまでふってあって、とても分かりやすかった!」との電話もありました。
みなさん、ちゃんとチラシを見てくれているんです。
九電は「原発は安全だ」というリーフレットを配布し、安全神話を垂れ流し続けていますが、私たちも対抗して、真実を知らせ、意思表示をしようと働きかけ続けていかなければなりません。
「原発を止めるまであきらめないで、知らせること。続けること。」
このことの大切さを確認しあう“12.2”でした。
◆玄海・唐津地域のポスティングは、「玄海原発反対からつ事務所」の仲間が毎日取り組んでいます。一緒にポスティングしませんか?応援、お待ちしています。