8月7日、元・原子炉格納容器設計技術者(東芝)の後藤政志さんをお招きして「福島原発事故から何を学ぶべきか」というテーマで学習会を行いました。
これまで何度も佐賀にも足を運ばれた後藤さん。去年は佐賀県原子力安全対策課への意見表明にも応じていただきました。
今回も、集まった市民と議員に、座談会のように質疑にも丁寧にお答えしながらお話いただきました。参加者からの感想を紹介します。
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昨日の学習会に友人と参加しました。
後藤さんが最初に「伝えるべきことを伝える義務がある」との言葉に、原発を設計されたご本人の国民に対しての覚悟を感じました。
現在、54基の原子炉のうち廃炉23基、再稼働9基です。
お話の中身は聞いたことのないことばかりで、原子炉の再稼働に向けて多くの矛盾を感じました。ほんとうに安全とは何かと改めて考えさせられました。
後藤さんに私たちの勉強会にも是非来ていただき、皆さんにも聞いていただきたいと思いました。
参加してよかったです。
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【学習会のご案内】
福島原発事故はなぜ起きたのか?
原発は安全なのか?
かつて東芝で原発格納容器の設計に携わり、現場を知る後藤さんにわかりやすくお話していただきます。
ぜひご参加ください。
お話:後藤政志さん
元・原子炉格納容器設計技術者(東芝)
日時:8月7日(水)13:30~
場所:裁判の会事務所(佐賀市伊勢町2-14)
資料代:500円
主催:玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会
連絡先:090-3949-2103(永野)
saiban.jimukyoku@gmail.com
<後藤政志さんプロフィール>
NPO法人APAST理事長。原子力市民委員会委員。(旧)原子力安全・保安院ストレステスト意見聴取会委員。2011年3月11日福島第一原発事故以降、インターネットで事故の状況を詳しく解説。NHKはじめ民放各社に出演。玄海原発再稼働前後には市民推薦により、佐賀県に意見陳述を行った。