6月5日、「提訴11周年年次活動報告会」、初の「オンラインだけの開催」ということでしたが、なんとか終えることができました。
1年の活動報告と会計報告の後、弁護団の谷弁護士にはこの11年の裁判闘争の経緯も振り返りながら、福岡高裁控訴審に向けてポイントを丁寧に解説いただきました。
東海第二訴訟原告共同代表の大石光伸さんには、「避難計画」を裁判と運動の中でどう取り上げたかお話いただきました。大石さん達が日頃の運動の中で、どうしたら原発を止めることができるかよく議論しながら、行政や裁判官らに対して粘り強く訴えてこられたことが勝利を手繰り寄せたのだということがよく分かりました。
また、玄海の避難計画について、6人から報告をしあい、課題を共有しました。
計40人の参加のもと、控訴審に向けて、みんなが思いを1つにする場にできたと思います。
遠方から参加いただけたり、事務所の中をカメラで紹介できたりして、オンラインならではのこともできました。
控訴審の日程がまだ決まっていませんが、書面を原告団としてもしっかり勉強し、周囲にその意義を広め、勝利をなんとしても勝ち取りたいと思います。
提訴から12年目となる今年度も、みなさん、引き続きよろしくお願いいたします。