脱原発佐賀行動 トーク&デモ 忘れないで・3.11

このイベントは終了しました。下は当日の写真です。ブログもご覧ください。


私達は福島を忘れない。

行動を起こすのは今。
みんなのチカラで原発止めよう !

 

3月11日、福島原発事故からちょうど1年の忘れてはならない日です。福島の大きな犠牲を学ぶということは、原発を止めること以外にありません。
福島の人達に心を寄せて、子ども達の笑顔がいつの時代にも続くように、核のゴミをこれ以上増やさないためにも、「原発いらない !」と訴えましょう。

 

全国の皆様からのメッセージは下の方をごらんください。

 

  • 3月11日 佐賀県駅北館大ホール 12時開場 13時開会

 

  • 脱原発トーク 13時〜

    お話:木村雄一さん(福島から鳥栖市へ妻子とともに避難)

    再稼働阻止に向けた佐賀からの訴え 石丸初美

            (玄海原発プルサーマル裁判の会 代表)
    各地からのメッセージの紹介
    脱原発アピール採択
    黙祷 14時46分

 

  • 脱原発沈黙デモ 15時発 16:30終了
     佐賀県駅北館出発〜九電佐賀支店〜知事公舎〜佐賀県庁東テント

    あなたも一緒に歩きませんか?

 

■木村雄一さんの言葉

「2011年1月、私達夫婦に待望の娘が生まれました。とても可愛い我が子を授かり夫婦で共に喜び、これから我が子をこの自然豊かな福島の土地で育てるこ とを嬉しく思っておりました。3月には日光浴や外への散歩、公園デビューなどたくさんの楽しい育児が待っていた…はずでした。
 しかしあの未曾有の大地震と津波、そして福島第1原発の事故。3・11、私達家族のささやかな夢は奪われてしまいました…。」

 

【主 催】忘れないで 3・11 実行委員会

【呼びかけ団体・事務局】玄海原発プルサーマル裁判の会

【問合せ・連絡先】TEL:0952-37-9212 080-5254-6866(江口)
         E-mail:saiban.jimukyoku@gmail.com

 

 

ダウンロード
3・11脱原発佐賀アピール
3月11日採択のアピールです。
★忘れないで311アピール.pdf
PDFファイル 97.7 KB
ダウンロード
古川知事宛要請文 住民の命と暮らしを優先し、脱原発で安心できる県政を速やかに実施せよ!
3月11日採択の要請文です。
★忘れないで311知事要請文.pdf
PDFファイル 133.9 KB

ダウンロード
脱原発佐賀行動 トーク&デモ 忘れないで・3.11 チラシ
20120311チラシ.pdf
PDFファイル 1.7 MB

皆様からのメッセージ

全国から、海外から、多くのメッセージを寄せていただきました。ここに謹んで掲載いたします。

3・11によって日本中が原発現地となってしまいました。生命の基本である空気や水、食べ物を育てる大地と海を、これ以上【死の灰】で汚染させてはなりません。
【死の灰】は人の手に負えないのです。
原発の再稼働は、絶対にやめてください。また、未来に続くいのちのために、
原発はいりません。

 

PKO法「雑則」を広める会

佐藤弓子 小田美智子

 

 

 

福島原発事故はまだまだ収束なんてしていません。
汚染された大地はいくら除染しても決して元にはもどりません。
でも国や電力会社はなんとかごまかして、一日も早い原発の再稼働を
目指して動いています。保安院も原子力安全委員会も電力会社も
みんないっしょです。推進も規制もありません。
こんな大事故を起こしてもまだ懲りない人たちには呆れるばかりです。
脱原発!!にむけて、こちらも負けずに懲りずにたたかっていく
しかありません。私はなかなか身動きできずにいますが、
九州のみなさんの頑張りに励まされています。
九電と粘り強く闘い続けてください。
「原発を考える品川の女たち」の仲間たちといっしょに応援しています。


さとうみえ(原発を考える品川の女たち)




「福島原発事故1周年のこの日は、私たちは関西電力本社ヒューマンチェーンを行い、関西1万人集会に合流します。福島事故の解決は、すべての原発の停止・廃炉が行われたときです。私たちは、福井の隣県として、関西1400万人の水がめを抱える県民として、 関電大飯原発の再稼働を許さないために、全力をあげています。ともに廃炉まで頑張りましょう! 

 

脱原発・滋賀☆アクション 中川哲也」

 



原発をやめて、人間らしい生き方をしましょう。
被曝労働も、大事故による破局もない、まっとうな暮らしを。
国・電力は、この全国の一般人の声に従いなさい。
さもないと、日本はもう終わりになります。
今ならまだ、やり直しが効きます。あがきは、やめなさい。


内藤新吾

 

 

 

 

ドイツで脱原発の歩みを見てきました。
まず有権者が脱原発を公約した政党を選び政権交代させました。
その後、原発推進派の政権になり脱原発の延期を決めました。
まもなく東電福島原発事故が起き、推進派の首相は即座に考えを改めました。
そして、ドイツの政党はすべて脱原発派になりました。
日本では、与野党に原発推進派と脱原発派が混在しています。
東電の事故後も、政権内の推進派は考えを改めず、脱原発派は無力です。
有権者だけが解決できる問題です。
次の選挙で、原子力ムラを解体できる脱原発派だけを国会議員に選ぶのです。
電力利権議員の選挙区で、対立候補を当選させる準備をただちに始めましょう!


環境ジャーナリスト 川崎陽子

 

 

 

 
 再稼働させない。
「祝脱原発」めざして。
手をとり合って行こう。


 「原発なしで暮らしたい水俣」岩崎わか

 



全国からいただいたご寄付で、わたり土湯ぽかぽかプロジェクト(線量の高い福
島・渡利の子どもたちの短期避難)を進めています。温泉のまわりで、久しぶり
に雪遊びを楽しむ子どもたちの笑顔をみて、本当によかったな、と思いました。
みなさんの暖かさに、感謝感謝です。
しかし、問題はまったく解決されていません。多くの人たちが被ばくを強いられ
ている状況が続いていますが、みなさん、もはや考えることに疲れ果ててしまっ
たかの感すらあります。避難された方々も、まだまだ生活再建の途上にあります
l。こんな状況下で、原発の再稼働などもってのほかです。
福島の事故を、痛みを直視し、断固として原発再稼働に反対していきましょう!

 

FoE Japan/満田夏花(みつた・かんな)

 

 



みんなで手と手を繋いで原発のない世界へ、そして一人一人の命、人権が大切  にされる社会へ。


京都市  野村千佳子

 

 

 


佐賀県知事と九電によるやらせ問題、玄海原発再稼働に対して、粘り強く闘い続ける佐賀の運動に、いつも力づけられています。
この1年の政府や電力会社の対応に、このままでは第二の福島は必ず起きるという危機感を感じています。
福島第一原発事故から1年経った今日、改めて、福島が大きな犠牲を払って私たちに教えてくれたことを、思い返しましょう。
そして、福島の人たちが、全国どこに避難してもはりついている、その原発を止めましょう。福島のためにも、私たちは泊を止めます。皆さんも、
玄海を止めてください。

泊3号機本格運転取り消し訴訟の会
「Stop! 原発北海道」全道連絡会 泉かおり

 

 

 


玄海原発再稼働阻止の行動に決起された皆様へ


2011年3月11日東日本大震災による福島第一原子力発電所のメルトダウンに遭遇し、原子力発電所のリスクの大きさに驚いた一人です。
福島原発の危険性を毎日の報道で知り、また新潟の柏崎・刈羽の原子力発電所の危険な状況をしり、更に出身地佐賀県にある玄海原発のリスクの高さに驚愕しこれは何とかせんといかん!と思いました。
九州電力と佐賀県はやらせ問題で地域住民をダマシ、更には圧力容器の脆性遷移温度98度Cと言う危険な状態に成っているにも関わらず、安全だ大丈夫だと根拠のないことを言っていることを知りました。
例えば、玄海原発1号機が脆性破壊で壊れたら150気圧、300度Cで運転している圧力容器は、大量の放射性物質を放出する事になります。そうなれば玄海原発2号機、3号機、4号機も人が近づくことが出来なくなり制御不能になり4基すべての原子炉が爆発し、放射性物質が風に乗って日本全土に降り注ぐでしょう。そうなれば、故郷の唐津市や佐賀県のみならず九州全域、更には日本そのものが避難区域となり、生き残った日本人は原発事故難民となり国を捨て世界中に散って生きる事になるでしょう。このような危険な玄海原発を運転再開しようと思うのは狂気の沙汰としか思えません。
玄海原発を運転しなくても生活にはたいした影響はない事が今回の運転停止で明らかになりました。幾らかの電気を手に入れるために玄海原子力発電を運転再開させては成りません。
福島の現実を見、学び、立入禁止地区に成っている放射線濃度の高い地域の悲惨な状況を佐賀県に再来さては成りません。牛や馬等の家畜、猫や犬等のペットを含め農業・漁業・商業・観光業の壊滅、言えば生活の完全破壊です。私たちの子孫に美しい自然と安全な環境を残すために全ての原子力発電所の撤廃に向けて共に頑張りましょう。


佐賀県唐津市出身:プラント技術者の会
大阪府高槻在住:内山昭雄

 

 

 

 

福島原発事故を繰り返さないために
大飯原発3・4号の運転再開を阻止し、国内の全原発停止を実現しましょう

福島原発事故は、莫大な量の放射能をまき散らし、極めて広範囲に取り返しのつかない放射能汚染と被ばくをもたらし続けています。しかし、この未曽有の大惨事を受けてもなお、政府と電力会社は、大飯原発3・4号を突破口として停止中の原発の運転再開を強硬に推し進めようとしています。
ストレステストは、福島原発事故の原因や実態とは無関係に行われています。福島事故での地震による配管破損の可能性は考慮されていません。そもそもストレステストは、過酷事故に至るまでの裕度を見るものにすぎず、運転再開にあたっての安全判断の基準とはなりえません。
また、大飯原発に対する現行の耐震評価では、近傍にある3本の活断層については、2本の連動しか考慮されていません。東日本大震災を踏まえ、3本が連動することを考慮すれば、大飯原発3・4号の耐震安全性は成り立たなくなります。
政府は、大飯原発3・4号の運転再開にあたって、事前了解を求める「地元」の範囲を立地自治体である福井県とおおい町のみに限ろうとしています。しかし、大飯原発に隣接する小浜市や滋賀県等の周辺自治体は、事前了解の権限を含む立地自治体並みの安全協定締結を求めています。また、周辺住民を無視しての運転再開を止めるために、京都や滋賀など関西各地の市民は、保安院に対して公開討論会を開くことを求めています。京都府の宮津市長は市民からの要望を受け、保安院に公開討論会開催を求める要望書を提出することになっています。
福島原発事故から1年が経ち、原発の運転再開を許すか否か、今がまさに正念場となっています。私たちは、佐賀・九州のみなさんの活発な運動に勇気づけられてきました。私たちも、大飯原発3・4号の3〜4月における運転再開を阻止するために頑張っていきます。関西各地では、再稼働反対署名や自治体への要望活動など、様々な活動が広がっています。連携を一層強め、5月には国内全54基の原発の停止を実現しましょう。

2012年3月6日
美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会 久保木 契

 

 

 

 


短歌 フクシマエレジー
 
原発や 骸骨残して 聳え立つ 黒き海に 死の雪の音

家族とは 未来とはなに 平和とは 福島の海の 魚骨が鳴るのに

命成る 生命の守り 汚れしか 人を許せる 訳などなくて
 

海遠き 福島の海へ 続くなら 我の叫びを いつ聞き届く

もどらぬは 福島の土地 海と川 人と笑いし いつもの場所

安全と いわれし原発 瓦礫となり 神でも戻せぬ 過去の命よ
 
原発の 無惨に晒した しゃれこうべ 死ぬことできず 地下を彷徨う

少女の夢 おかあさんになる 家庭を持つ 小さな窓に 闇ふさがって

子に毒を 食わした我の 罪ならば 原発の火よ 我、焼き殺せ
 

地震なら 復興できた やり直せた 見えない毒に 色を付けたい

嘘をつき 逃がしもしないで 被曝させ それが殺人 以外になんだ

絆と言い 放射能の 毒広め 透明な闇 日本を包む
 

被害者が 加害者に変わる 透明な毒 一度染まると 白へ戻れぬ

安全だ 作れ食べろ 魚獲れ 逃げられぬなら やるしかないのか

戻りたい 人の気持ちを 利用して 被曝地を消す ことなどできぬ  
 

事故起こし 放射能撒いて 補償せず 東京電力 地球の癌と

放射能 隠さんとして 拡散す 急げや急げ 被害でる前に

広島や チェルノの死者 忘れたか 歴史にこぼれた 命の首輪
 
再稼動 なぜ地震が 怖くない 被曝の怖さ 見える前に

我包む 透明色の 絶望よ それでも望む 明日の光の
 

我が腹の 幼き命 脈を打つ 我省みる 昨日の食卓

我が命 幼き命の 台所 君の命を われ守りたらん

わが未来 君にあげよう 幼き子 君の未来に 原発はいらん

 

井上玲

 

 

 

 

 私は佐賀県出身で東京在住の大串と申します。故郷を離れて20数年の歳月が経ちました。故郷は遠くであろうが近くであろうがいつもあるものと思っていました。福島の未曾有の原発事故は、まぎれもなく世界最大級の原発事故となってしまいましたが、それでも私の佐賀の故郷は以前のまま存在していました。次々と定期検査で原発が止まっていく中で玄海原発2・3号機の再稼動問題が起き、その過程で九電や古川知事の「やらせメール」が発覚しました。最悪の事故の中で最悪の選択しか選ばない佐賀県の体質に、自分の故郷とは云え正直愕然としてしまいました。それでも佐賀県で反対運動をしているグループはあるのではないかとネットを検索し続け、辿り着いたところが「玄海原発プルサーマ ル裁判の会」だったのです。
 石丸代表と連絡を取り、それまで知らなかった原発の事、放射能のこと、被曝労働のこと、日本の原発反対運動のこと、御用学者ばかりで小出裕章先生のような真の科学者はほんの一握りだということ等様々なことを教えて頂き、知れば知るほどそれは私の中で微かに保たれていたはずの日本の民主主義が脆くも崩れ去っていく過程でもありました。
 そして、玄海一号機の脆性遷移温度は非常に高く、日本で最も危険な原発の一つと云われていることも知りました。圧力容器の破壊は福島第一原発でも起きなかったような大爆発を起こす可能性が高いと。もし大爆発の事態になれば、原発の中の放射能の殆どが外に飛び出して九州ははおろか関西まで死の灰の山となる事を知ったとき、私の頭の中の故郷・九州は一瞬にして消えてしまいました。それは今まで味わったことのない感情、幻想、生きてきた証の崩壊…なのでした。私は故郷で父から戦争の話を幼い頃から聞かされて育ちました。弱い立場の方を支えたいというささやかな想いは、福島の被災者を支えたいという想いに連なり、しかし戦争体験がない私は充分に被害者と繋がっていたのだろうか ?私は痛みを共有できるのだろうか?幾度も立ち止まり、振り返り故郷を考える。福島を考える。それでも私の故郷を守りたいという願望は確かなものとして存在する。福島の事故から1年が経ち大多数の日本人が原発にもはや関心を寄せなくなっているとしても、福島の被害は現に存在し今も続いている。原発の根本的な危険も取り除くことが出来ない。廃炉にするまで、私達の闘いは続くだろう。     
 全ての日本人に故郷がある、産まれたところ、育ったところが故郷なのだけれど、私の佐賀の地が全ての人の故郷への想いに連なり、この地からほんの少しでも、普通の人としての暮らしを守り、全ての人の人権が守られる地となる事を、心から願っている。砕け散った日本の民主主義、そのかけらを始めから繋ぎ直していく、その先頭にたった「玄海原発プルサーマル裁判の会」の希望の灯を消さないことを事故後1年経った自分の心に刻む。遠く離れていても廃炉への想いは一つだと思う。故郷にある「玄海原発プルサーマル裁判の会」に心からのエールを贈りたいと思います。これからも私達の希望の灯であって欲しいと願いながら…。
大串節子

 

 

 

 

連帯メッセージ

日頃の取り組みに敬意を表します。
九州電力と対峙し、粘り強く闘う皆様の活動は反原発の闘いの見本であり、日々私達を励ましています。取り分け、この間の再稼動を巡る闘いは目を見張るものがありす。
私達も、経済産業省と対峙するテントを建て、日々
闘いを進めています。野田政権が再稼動に向け遮二無二突っ走ろうとしていますが、彼らも決して一枚岩ではなく、政府・原子力村には明白な意見分岐があります。運動を強めることで再稼動阻止は可能です。全国的な連携が今ほど大切な時はありません。お互いの闘いがお互いの展望・希望であるような闘いにまい進しましょう。
まだまだ寒く、屋 外の闘いは身に応えます。
体に気をつけて下さい。

経産省前テントひろばスタッフ
平和と民主主義をめざす全国交歓会・関東
高瀬 晴久

 

 

 


 
私たちは昨年3.11のずっと前から、地震によって原発は過酷な事故を起こすことに警鐘を鳴らすとともに行政に呼びかけ司法に訴えてきました。その力が及ばず福島の事故を起こさせてしまったことに痛恨の思いでおります。
しかし、浜岡原発裁判の控訴審の過程において2008年に中部電力は敗訴することを恐れて自主的に1・2号機を廃炉とし、また、3.11後に管首相が3〜5号機の運転停止も要請し、浜岡原発はすべてが止められました。もちろん中部電力は防波壁などの安全対策をしたうえで再稼働を目論んでいます。
浜岡だけでなく全国の原発がいかに危険でしかも自然エネルギーにシフトすることにより必要とされないものであるかが、今国民の多くが認識していることです。
国や自治体の行政を動かすのは市民の声や行動です。皆さんの貴重な意見がきっと行政に届き“脱原発の政策”に変わることを信じます。

 

浜岡原発を考える静岡ネットワーク 塚本千代子