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【2022年度避難訓練見学報告】
2022年10月29日、玄海原発防災・避難訓練が行われ、見学・監視行動を行いました。
【2019年度避難訓練見学報告】
2019年11月30日、玄海原発防災・避難訓練が行われ、見学・監視行動を行いました。
その報告です。
放射能への危機感なき避難訓練
2019年2月2日、玄海原発3・4号機再稼働後初めてとなる避難訓練が佐賀県、長崎県、福岡県の原発30キロ圏で行われました。今回の訓練では--
・3県の住民、自治体関係者の訓練参加数は9900人という。しかし、佐賀県では避難計画作成を義務づけられている30キロ圏人口19万人のうち、実際の住民避難訓練参加者数は約820人、0.4%に過ぎなかった。
・住民避難の起点となる「避難指示」を出す内閣府とのテレビ会議がつながらなかった。内閣府庁舎が工事のため停電を予定していたのに、担当者が把握していなかったというお粗末な理由だった。現実の事故時には様々な混乱が予想される。
・佐賀県は「離島の全島民避難」を目玉にしていたが、島民の実際の参加はごく一部。知事は県議会本会議(2月25日)で「島民ですべてやることは事実上不可能です」と述べた。そうであるなら、住民の命を守るために、知事は原発の稼働をやめさせなければならない。
訓練全体として、緊張感に乏しく、放射能から安全に逃げることができるという実効性が見えないものでした。
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【放射能への危機意識なし〜⽞海避難訓練の検証】
9月3・4日、国、佐賀県・長崎県・福岡県・30キロ圏8 市町は合同で玄海原発の原子力災害対策・避難訓練 を実施しました。私たちは各地の訓練を手分けして見学してきました。主な問題点を報告します。
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10月10日に行われた玄海原発避難訓練。
今年4月に起きた熊本地震を受けて、初めて「地震によって原発事故が引き起こされた」という想定での訓練となりました。3.11から5年半経って初めてというのが驚きです。
熊本では「家屋倒壊の恐れで屋内退避が困難に」「避難経路が通行止めに」という事態となりましたが、原発事故との複合災害となった時に、これらの問題がどのように解決されるかが、山口佐賀県知事も明言する今回の避難訓練のポイントの1つでした。
原発から5~30キロ圏の玄海町諸浦地区の住民避難訓練の様子をレポートします。 (2016.10.24記)
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これまでの避難計画についての取り組みの報告、質問要請書等を下記ブログに掲載しています。さらにわかりやすく編集中です。